チューリップ

気温が高くなり、どんどん雪が融けてきました。バッケもにょきにょきと育ってきておりますが、朝晩はまだひんやりとしています。

 

そんな中、清水苑の中にはふんわりとした可愛らしいチューリップがお目見え。入所者様お二人が作ってくれました! 

 

花はキレイな布で綿を包み、葉はフェルト。ぬくもりのあるブーケに、見ているとほっこりした気持ちになります♡

「昔はなんにもなかったから」「自分で作るしかなかったから」と話される方も多く、それってつまりはお裁縫なども当たり前のようにやってこられたということで。だからこその器用さなんだろうなぁと、自分の不器用さを振り返ってしみじみ思います。

 

私の祖母は浴衣なども自分で縫う人で、縫い目が本当にキレイでしたねぇ。母は洋裁でミシンを軽やかに使っておりました。

 

そして今現在、ワタクシも手縫いをする機会があるのですが、縫い目が見事に不揃いでして……裁縫技術も遺伝してくれればいいのに、と思いながらチクチクと針を刺しております。

バッケの小さな花が咲き乱れております。モクレンのつぼみも着々と大きくなっています。モクレンは2階の食堂からよく見えるので、入所者様も咲くのを楽しみにしております。